診療体制
当院では、内科全般における幅広い視野で患者様に対応しております。
浜松医大を中心に近隣の中核病院の病診連携室とも連絡を密にし、必要時には、直ちに連絡、紹介できる体制も整えておりますので、ホームドクターとして、是非ご相談下さい。
主な紹介先病院
- 浜松医科大学医学部附属病院
- 遠州病院
- 聖隷三方原病院
- 聖隷浜松病院
- 浜松医療センター
- 浜松赤十字病院
- 天竜病院
- 労災病院
- その他、患者様のご希望される病院をご紹介しています。
専門外来を含めた一般診療の他、地域の皆様の健康増進の為に以下の事を行っています。
- 特定健診・浜松市がん検診(肺がん・大腸がん・胃がん・前立腺がん)
- 各種学校入学時健診
- 企業(職場)検診
- 雇入時検診
- 生命保険診査
- 骨粗しょう症検診
- 肝炎ウイルス検診
- 胃がん検診は予約が必要です。
- その他の健診は事前に電話にてお問い合わせください。[TEL:053-586-0555]
- 木曜日は手術日となっているため、健診不可となりますのでご了承ください。
院内検査
超音波検査 | エックス線検査 | 胃内視鏡検査 | 血管伸展性検査 |
十二誘導心電図 | ホルター心電図 | 運動負荷心電図 | 血液検査 |
呼吸機能検査・血液ガス分析 | 骨密度検査 |
(クリックで下段詳細へ移動します)
超音波検査(エコー)
当院では、以下の曜日の午前のみ予約にて、浜松医科大学医師による超音波検査を行っています。痛みは無く、所要時間は15分程度で、部位は頚部(甲状腺)・心臓・腹部となっています。
甲状腺疾患や循環器疾患、また、結石や脂肪肝などの診断に、より効果的です。
月曜日 | 水曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
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消化器内科 | 循環器科 | 内分泌・代謝内科 | 消化器内科 |
腹部 | 心臓 | 頚部(甲状腺) | 腹部 |
エックス線検査
平成15年度より、DR・CR装置導入により、画像をデジタル化し、患者様への被爆線量を軽減しつつ、より鮮明な画像を得られるようになり、診断能力が大幅に向上しています。診療放射線技師2名が担当しています。
検査内容 | 一般撮影 | 胸部、腹部、骨全般など |
---|---|---|
造影検査 | 食道、胃、大腸、血管など |
胃内視鏡検査
毎週月曜日・土曜日の午前中のみ予約受付にて、浜松医科大学消化器科内科医師による胃内視鏡検査を行っています。また、ご希望により口および鼻からの検査選択ができます。
所要時間は10分程度で、病変の早期発見に威力を発揮する超高画質タイプの電子内視鏡を使用し、胃・十二指腸などの上部消化管検査を行っており、鮮明な画像で正確な診断が行えます。
胃がん等の原因になるピロリ菌の検査、除菌治療も対応いたします。
血管伸展性検査
動脈硬化とは、動脈血管壁にコレステロール等の脂質が沈殿し、血管の細胞が増殖したりして、血管が弾力を失い、硬化するとともに、内腔が狭くなる(狭窄)状態です。
高血圧、血清脂質の異常(高脂血症)、糖尿病、喫煙、肥満などの危険因子を多く持つ人は、動脈硬化がより起こりやすいといわれています。
これらの病気の早期発見の為、血圧脈波検査装置を使って血管伸展性検査を行い、ABI (足首最高血圧/上腕最高血圧で下肢の閉塞性運動硬化症の度合いが分かる) やPWV値 (腕から足首までの脈派の伝達速度で血管壁の硬さが分かる) を測定し、病気の早期診断・早期治療に努めています。
動脈硬化の進行を放置すると・・・?
- 心臓に酸素や栄養を供給している冠動脈に起これば? → 狭心症、心筋梗塞。
- 脳の血管がもろくなれば? → 脳出血。
- 詰まれば? → 脳梗塞。
- 足の動脈に起これば? → 下肢の壊死につながる可能性があります。
十二誘導心電図
心臓が動くとき、電流が発生します。心臓の電気的変化を、体の表面からとらえ、機械で増幅(拡大)して記録したのもが心電図です。
健康診断などでも行われている最も一般的な検査で、ベッドに横たわった安静な状態で、胸や足首に電極をつけ、しばらくそのままの姿勢で電気的現象の時間的経過を記録します。
心電図は、不整脈や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心肥大などの診断に役立ちます。
ホルター心電図
不整脈や狭心症は、何時起こるか判らないため、短時間の心電図検査だけでは異常が発見できない事があります。そこで、ホルター心電図で24時間連続して心電図を記録し、コンピュータで解析、診断ができます。
(携帯用の機械を使用し、通常は24時間連続して記録を行います。)
最高、最低心拍数や不整脈の種類、数、発生時間や心拍数との関係などから、不整脈の診断を知ることができます。
運動負荷心電図
運動による負荷を加えることで、安静時には発見しにくい狭心症や不整脈などを発見するためのものです。
2段の階段を一定時間昇り降りした後に心電図をとる「マスター二段階テスト」や、固定した自転車のペダルを踏んで、主に下肢に負荷を掛ける「エルゴメーター検査」を実施しています。
血液検査
患者様の検査データは、可能な限りコンピュータで管理しています。日々行われている血液検査データなどは、検査センター(LSIメディエンス株式会社)と当院コンピュータがオンラインで接続され、時系列、レーダーチャート等の豊富なグラフ表示により、より分かり易いかたちでの検査結果のご説明が可能となっています。
患者様ご自身が、検査結果により一層関心をもって、各々の健康管理に努めて頂けるよう、可能な限り検査データのコピーをお渡しするよう努めています。
呼吸機能検査・血液ガス分析
ぜんそく(喘息)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺疾患をはじめとする、呼吸器の病気が疑われるときや、その状態をみるときに行う検査です。
COPDの最大の原因は喫煙であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。
呼吸機能検査では、鼻から空気が漏れないようにクリップでつまみ、マウスピースという筒をくわえて、指示に従って息を吸ったり吐いたりします。息を吸う力、吐く力、酸素を取り込む能力などを機械にて調べます。
血液ガス分析とは、血液中に含まれる酸素や二酸化炭素の量、あるいは pH を測定する検査です。大腿動脈(鼠径部)、橈骨動脈(手首)などから採血し、分析装置にて解析します。
骨密度検査
加齢により、骨量が減少すると、骨粗鬆症を発症し、骨折や腰痛の原因になります。
当院では、エックス線検査により、手の骨密度を測定します。