ご挨拶
当院の歴史は、1952年、私の祖母にあたる坂尾貞子が浜名区中条にて「坂尾医院」を開業したことに発します。当時は稀有な存在であった女医の先駆けとして、専門の小児科にとどまらず、広く、地域医療に尽力しました。
1979年、私の父である坂尾正が、現在の地に「浜名クリニック」を開院し、黎明期にあった透析医療を浜北に導入しました。浜松市浜北医師会長、産業医、学校医、その他、多岐にわたる公的活動を精力的にこなし、地域医療に貢献した父は、2017年8月旭日双光章の授与を受けました。
私は、東京での研修を経て、浜松医科大学第一内科へ入局しました。腎臓内科を専門とし、関連病院、大学病院で研鑽を積んだ後、2017年8月浜名クリニックを継承し、院長に就任しました。
腎臓病は、高血圧、糖尿病などの生活習慣病、膠原病などの全身疾患が原因で発症し、その診療には、広い内科の知識が求められます。そのため、腎臓専門医は、腎臓や透析にとどまらず、様々な病気や症状の相談窓口になることができます。さらに、当院では浜松医科大学からの協力を得て、脳神経内科、消化器内科、内分泌内科、循環器内科の専門外来も行っておりますので、心配な症状など、お気軽に御相談下さい。
医療の進歩により多くの病気が治療可能な時代になりましたが、一方で、腎臓病、生活習慣病などの慢性疾患は根気よく管理を継続する必要があります。その過程で、様々な問題、悩みが生じますが、患者さんが相談しやすく、応えることができる医院でありたいと思っています。
院長履歴
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